芸術村フェスタ ミュージックフェスティバル2007(11月3日)
music festival2007
2007年11月09日[金] 18:59
「ミュージックフェスティバル」はもともと昨年の「国民文化祭・やまぐち2006」の事業として行われましたが、国民文化祭でせっかく生まれた文化の種を、これからも育てていこうと、地域の方々のご協力をいただいて今年も芸術村で開催することになりました。
この日は第1日目。一般公募により集まった出演者による、2つのプログラムが行われました。1つ目は18歳以下のこどもたちによる「こどもLIVE!」です。出演者は13組53名。昨年からひきつづき参加してくださった出演者もたくさんいます。
またこの「ミュージックフェスティバル」では、クラシックやジャズ、ロック、民族音楽など、音楽ジャンルの制限はありません。大人顔負けのプレイやかわいらしいステージなど、さまざまなステージが次々に繰り広げられてゆきました。


ゲストライブにはおばけじゃーが登場。おばけじゃーはDJシャブシャブとオオルタイチという、主に関西のクラブやライブハウスで活動している2人組です。今回は、こどもたちにも楽しんでもらえて、地元の音楽ファンの若者たちにとってもカッコイイ、ステージを、ということでお招きしました。
今回、こどもたちの前で演奏するステージを喜んで引き受けてくださったお二人。会場でも出演者のこどもたちが次々と披露する本気の演奏を、楽しんで見ていてくれました。
ライブでは、楽器を演奏するだけじゃなくて、ヴォイスやおもちゃ、妖怪話やするめパフォーマンスなどをまじえた、おばけじゃーワールドを展開。森を背にした芸術村のアンフィシアター(野外ステージ)というシチュエーションをおもしろかっこよく取り込んでアレンジされたライブでした。こどもたちにとっては、おそらく初めて見るスタイルの演奏だったでしょう。最前列で、最初から最後までじっと見つめている子や、はしゃぐこどもたちの姿がありました。


最後に行われた表彰式では、「秋芳町長賞」(=金賞1組)、「秋吉台国際芸術村村長賞」(=銀賞2組)、「ミュージックフェスティバル実行委員会賞」(=銅賞、2組)、そしておしくも入賞しなかった人たちの中から2組に、特別賞が贈られました。
審査員の方々が悩みに悩みぬいて選んだ結果、おどろきのテクニックで「Tropical Jam」を演奏してくれた"TOY BOX"ほか、次の方々に賞が贈られました。
入賞した人、そして惜しくも今回は賞を逃した人、出演してくれたこどもたち全員の今後の活躍に、ぜひご期待ください!
まずは入賞者の中からさらに選ばれた3組が、12月22日(土)に「チェン・ミン&加羽沢美濃 ふたりのハートフルコンサート」と同時開催の、「キッズクリスマスコンサート」で再び演奏を披露してくれます。こちらにもぜひご注目ください!

秋芳町長賞(金賞)
TOY BOX(ジャズ/音楽創造ワークショップ)


秋吉台国際芸術村村長賞(銀賞)
左:山口クレモナオーケストラ(弦楽合奏/山口市)、右:Blunt(ロック/山口市)


ミュージックフェスティバル実行委員会賞(銅賞)
左:きらりんバンド with 源の助さん(ジャンベセッション/由宇保育園)、右:BLACK CRUCIFIX(ロック/美祢市)


特別賞
左:伊達幸乃(ピアノソロ/ぴあの教室)、右:チェリーズ(ポップス/こども音楽センター)
そしてこの日2つ目のプログラムは、19歳以上を対象にした「ぶち!LIVE」。こちらもそれぞれに音の可能性を追求する、さまざまなステージが続きました。
出演者はコミックバンドやポップスバンド、ラップトップなど7組23名です。先のこどもたちのステージとはまた違って、グループそれぞれの世界観がつまった”音の空気”が漂っています。


左:笑暴者(コミックバンド/周南市) 右:K&K(ギターと三線/××××)


左:ソウル兄弟(キュートなソウル/九州) 右:ZEROSEN(ブレイクコア/美東町)


左:テシモタシー(ポップス/東京) 右:heirakuG(ラップトップパンク/下関市)

心とカケラ(ダブ・アンビエント/山口市)
このフェスティバルでは、緑に囲まれた野外ステージの演奏環境ももちろん、こどもたちにとっては、世界の名器・スタインウェイというグランドピアノを弾くことができるというのも、魅力になっているようです。
そして何といっても、年齢もジャンルもこれほど個性的なステージが一堂に会するプログラムはなかなかありません。単に「それぞれおもしろい」というのではなく、ここで新しい音を発見したり、新しい音楽家、聴き手と出会うことで、それぞれの音楽性を高めあえる機会となることを願ってやみません。
また、このフェスティバルが今後、音楽をはじめとした表現活動をする人たちにとって交流、刺激の場となっていくよう、地域の皆さんといっしょに育ててゆきたいと思います。
(うちやま)

☆11月4日のレポートも後日ブログにアップしますのでお楽しみに!
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芸術村フェスタ ミュージックフェスティバル2007(11月4日)
music festival2007
2007年11月17日[土] 15:06
お待たせしました。第2日目のレポートです。
この日行われた「ストリートパフォーマンス」は、秋芳洞商店街ふれあい広場と芸術村中庭テラスの2会場で行われました。


左:秋芳洞商店街会場(ふれあい広場) 右:ひよこかえる(ギターと歌のデュオ/山口市)


左:K&K(ギターと三線/××××) 右:美祢高校吹奏楽部
秋の観光シーズンとあって、約2000人の観光客でにぎわう秋芳洞商店街では、美東町のジャズバンド「スイングビート」の演奏で盛大にはじまりました。その後もハーモニカやオカリナの和やかな独奏・合奏あり、じっくり聴かせる弾き語りあり、元気と笑いのステージあり、ブラスバンド演奏あり、と個性豊かなパフォーマンスが次々登場しました。
一部を除き、同様のパフォーマンスが芸術村の中庭会場でも行われました。出演者の皆さんの中には、前日に行われた「ぶち!LIVE」と連続出演の方や、秋芳洞商店街と芸術村間を移動して2~3回のステージを披露してくださった方もいます。出演者の皆さま、忙しいスケジュールの中でのすばらしいパフォーマンス、本当にありがとうございました!


左:藤山祥治さん(弾き語り/周南市) 右:アモーネ(オカリナ演奏/美祢市)


左:松田正純さん(弾き語り/山口市) 右:山口県ハーモニカクラブ(ハーモニカ演奏/山口市)


左:芸術村会場の様子 右:スイングビート(ジャズ/美東町)
この日は、関連企画として芸術村ホールで「ボニージャックス コンサート」が行われており、ストリートパフォーマーたちはホール外で開場を待つお客様たちを楽しませてくださいました。
さて、こどもから大人まで、地域の皆さんといっしょにつくる「森のおまつり」として開催されたこのミュージックフェスティバル。今回はボニージャックスさんに地元秋芳町のグループとの共演をお願いしたところ、快く承諾してくださいました。
まずはミニライブとしてゴスペルグループ「ゴスペルクワイヤ・エンジェリック シャウト!」がステージを華やかに飾った後、「ボニージャックス コンサート」がスタート。
第1部”季節を彩る日本の詩”では「小さい秋みつけた」や「雪の降る街を」など誰にとってもなつかしい日本の歌を披露してくださいました。
そして第2部”ボニージャックス 合唱団と歌う”では、地元秋芳町のコーラスグループ・いきいきレディース、コール秋芳の皆さんが54名の大合唱団として登場しました。曲目は「恋のバカンス」「涙そうそう」「秋吉台讃歌」の3曲。合唱団の皆さんはこの数ヶ月間、芸術村や町民体育館などで繰り返し共演曲の練習に励んで来られました。直前まで緊張していらした皆さんでしたが、当日のリハーサルではボニージャックスさんのリードもあって、練習の成果に確信を得られたようでした。本番でも堂々とした様子で、すばらしい合唱を披露してくださいました!ボニージャックスさんも合唱団の皆さんも、とても満足の表情でした。
そして第3部”ボニージャックス アメリカを歌う”では「テネシーワルツ」などが披露され、コンサートは終了。サイン会では写真撮影にも快く応じてくださったボニージャックスの皆さんでした。

ゴスペルクワイヤ・エンジェリック シャウト!

ボニージャックス、いきいきレディース、コール秋芳
2日間にわたって行われたこのミュージックフェスティバルには、秋芳町、美東町、美祢市を中心として出演者やボランティアスタッフあわせて延べ約250人が参加してくださいました。
芸術村の設立10周年にあたる来年は、メインイベントの1つとして、これまで以上に盛大な催しにしたいと考えています。今年は出演、参加できなかった皆さま、ぜひ今から来年に備えて準備をしていてくださいね。
(うちやま)
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トーク&パフォーマンス by トーチカ
Talk & Perforamance by TOCHKA
2007年11月24日[土] 20:44
関西を拠点に世界中を飛び回って活躍中のTOCHKA(トーチカ)さんが、芸術村でのピカピカ☆プロジェクトのために来村されました。
本日24日は山口大学総合科目「実践的現代芸術・文化論」と共催の専門講座を実施し、山口大学から参加の受講生には芸術村の施設を普段はあまり見ることのない裏側まで案内しました。つづくはトーチカさんのアーティストトークです。これまでの活動や現在の取り組み"PIKAPIKA"という作品プロジェクトについてお話しいただきました。その後お二人による"PIKAPIKA"のライブパフォーマンスが始まりました。

↑施設見学中の受講生のみなさん(左:ホール、右:スタジオ前)

↑左:レクチャー(アーティストのトーク)の様子、右:受講生とのライブパフォーマンス
トーチカの"PIKAPIKA"は、クラブなどでライブパフォーマンスとして行われたり、あるいは屋外でお子さんたちとワークショップ的に展開したりと、様々な形で進行しています。

↑トーチカのお二人
受講生のみなさんが帰られたあと、トーチカの2人は作品制作のため秋吉台に登りました。下の写真は、その際の制作の様子を収めたものです。満月の光に照らし出される秋吉台の稜線がとても美しかったです。


ちなみに明日25日14時半より、トーチカによるワークショップを実施いたします。みなさんも是非光のアニメーションを体験してみてください。
またワークショップ参加者の方と一緒に制作した作品や、トーチカの作品を27日より芸術村ギャラリーで展示いたします。
色鮮やかでかわいらしいアニメーション映像やスティル写真などの作品を見にご来村ください。
http://www.tochka.jp/
トーチカのプロジェクトは上記ウェブサイトでご覧になれます。
(はっとり)
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動き出した、光のラクガキ!!
Animated Lightning Doodle!!
2007年11月26日[月] 14:17
帰国直後のトーチカのお二人。重なる移動と過密なスケジュールにも屈せず、朝から秋芳洞にて制作です。予想以上の壮大な空間に、モンノさんナガタさん大興奮。数時間ではもの足りない、もっとアイデアを練って作品つくりに戻ってきます!と早くもリベンジ宣言。

↑「くらげの滝のぼり」の前でクラゲを描く ↑ 千町田の脇で…。
さて、午後からはいよいよ「芸術村あーと・ルーム」にてワークショップです。
県内各地から集ったご家族、美術愛好家、芸術短期大学の学生さん達。お風邪で欠席というちびっこたちもいましたが、20名の参加者と見学の方々で和気あいあいと行われました。
まずは講師の紹介、かっこいいリズムにあわせてカラフルなドローイングがスピーディーに動いてゆくさまは、子どもも大人も引き込まれてしまいます。

そして、モンノさんによるお手本。一筆書きのウサギが10テイクほどでぴょんぴょんと飛び跳ねました。お見事!
それでは、いよいよ私たちも挑戦です。それぞれお家からもってきた懐中電灯や光るおもちゃ、そしてトーチカのお二人が用意してくれたスペシャル懐中電灯を絵筆に思い思いに描いてみましょう。

↑ 最初の試し描き、撮影の様子 ↑ あら、なかなか上手じゃないですか
続いて、どんなアニメーションにしたいか。みんなで話し合います。家族で、また即席のグループで思い思いのアイデアをまず紙に書いてみました。ロケットを飛ばそう。イカがたくさん泳いでいてね…。雪だるまが転がって。音楽が聞こえてくるようなのがいいなぁ。アイデアがどんどん沸いてきます。
「花火を打ち上げる?」「じゃぁ、何枚絵を描いたらいい?」「台座の形も一枚ずつ変化させると、ドッカーンと打ち上げてみえるよ」そうか、アニメーションの絵を描くには動き方を考えなくてはいけないんですね。先生からアドバイスをもらいながら、少しずつ作業がすすみます。そして、まとまったアイデアは、いよいよ撮影へと進みます。

さてさて、どんな風にできあがったのでしょうか。できあがったアニメーションは27日からの展示でご覧ください、ということでここではほんの少しだけ皆さんの作品のカットをお観せします。


花火が打ち上がったり、ロケットが地球の周りをくるくるまわったり。力作ぞろいです。

↑ ほのぼのしたUFO ↑ ヘディングシュートは動きがダイナミックです。
(はらだ)
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展覧会がはじまりました
Pika Pika at AIAV
2007年11月27日[火] 17:12
トーチカのピカピカ☆プロジェクト at 秋吉台国際芸術村
展覧会がはじまりました。
芸術村あーと・ルームのワークショップで制作した参加者の作品、「実践的現代芸術・文化論」受講生による即興ピカピカの様子は、世界中で展開してきたPIKA PIKAのスライドショーとともに、椅子に腰掛けながらゆっくりご鑑賞ください。
トーチカのお二人による見応えのあるPIKA PIKAは、映像、大きなプリントとなって、芸術村のギャラリーに色と光を溢れさせています。満月の秋吉台、日本一の鍾乳洞:秋芳洞で撮影した新作は、すごく幻想的で美しく、今後の発展も大いに期待されます。必見です。
↑ 夜の秋吉台 ©Tochka ↑ 会場の様子
会期が短いのですが、とても華やかな展覧会になりました、是非芸術村までお出かけください。
12月2日(日)まで。10:30−17:00。無料。
(はらだ)
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