アーティストがやってきた!!!
OPEN STUDIO
2008年02月19日[火] 10:52
現在芸術村に滞在しているアーティストの制作状況などをごらんになっていだだき、アーティストを身近に感じていただこうとオープンスタジオが行われました。
当日はお天気にも恵まれ、約40人の方々が参加してくださいました。
まずはアーティストの紹介から。

↑左からジャスティンさん、プリモシュさん、シンイルさん、ニカさん
ギャラリーに展示されているアーティストたちの過去の作品や、現在芸術村で制作中の作品についてそれぞれが説明し、いざアーティストたちのスタジオへ!!
まずはジャスティンさんのスタジオから。
現在制作中のジャスティンさんの作品について説明しました。ジャスティンさんの作品はすごく複雑に制作されているように見えますが、ジャスティンさんいわく、ごくごく簡単な計算だけでできているそうです。実際はそうは見えないんですが、設計図などもギャラリーに展示されておりそれを元に制作しています。
ジャスティンさんの作品はみなさん自身がさわって、動かせる作品ですので、作品をすごく身近に感じていただけたのではないでしょうか。


次はシンイルさんのスタジオへ。
シンイルさんは今回のレジデンスで日本人の振舞いや礼儀などから神道が深く関わっていると感じ、神道をベースとする日本の文化をリサーチしながら制作を進めています。
シンイルさんは同時に幾つかの作品を制作しています。その中で8角形のオブジェクトを制作したものがあります。それは神社の床の設計図なのですがその設計図を立体にし、シンイルさんはこれを「オクタゴン」と呼んでいます。TVのコマーシャル映像を流し、それを神社のご神体である丸い鏡に反射させ、このオクタゴンに投影する仕組みになっています。シンイルさんの作品で、オクタゴンは、刺激的なメディアであるコマーシャルをオクタゴンに反射させることによって浄化するフィルターのような役割を担っています。この作品は暗い部屋で展示されるため、この日はみなさんにはお見せできなかったのですが、暗闇で投影されると本当に美しく映像が投影されます。


↑これがオクタゴンです
最後はニカさん&プリモシュさんのスタジオへ。
ニカさん&プリモシュさんは2人で作品を制作しています。現在ここ芸術村ではクエンティン タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」の予告編をリメイクするプロジェクトに取組んでいます。この映画に登場する人物を全て2人で演じ分けるため2人のスタジオにはカツラなど、たくさんの変装グッズが。
このオープンスタジオでは、どのように芸術村で制作を進めているのかを話してくれました。2人の制作はほとんどこのスタジオで行われています。グリーンスクリーンをバックに自分たちの演技を撮影し、また背景は本当の映画に少しでも近づけるためにロケに行ったり、合成してイメージを作ったりしています。そして人物と背景を合成で組み合わせます。
おわかりの通りコンピューターでの作業がすごく多くなるようです。
進行中の映像も少し見せてくれました。


↑コンピューターで少し出来上がっているイメージを披露
↑スタジオにあるカツラをかぶるジャスティンさん

↑ひげもたくさんあるんです
スタジオを見学した後、参加していただいた方々に芸術村内にあるカフェスペースで、お茶やお菓子を飲みながら,アーティストたちにここ秋吉台での生活や、それぞれの国について、作品についてなどを質問しながらお話を楽しんでいただきました。


↑アーティストに作品や彼らの国のことについて質問するみなさん
最後に参加してくださった方には、アーティストたちの作品を印刷したアイロンプリントとエコバックをおみやげに渡しました。みなさん好きな所にプリントして使ってみてくださいね。


↑会場でアイロンプリントしたみなさん
普段はここ芸術村で、粛々と制作を行っているアーティストたちですが、たくさんの方々に会い、お話することでアーティストたちも日本のことについて知るきっかけになったと思います。当日はたくさんの方に参加していただき本当によろこんでいるようでした。
(松井)
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