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スタジオ見学
studio visiting

2008年02月06日[水] 16:04

今回はそれぞれのアーティストたちがここ芸術村でどのように制作しているかレポートしたいと思います。

まずはジャスティンさんから。
ジャスティンさんは小石を糸で吊り下げた構造で、繊細に動く彫刻・インスタレーション作品を制作しています。
スタジオの壁には小さな作品ができあがりつつあり、動かしてもらようにお願いしてみました。実際に小石たちが動くと本当に感動してしまいます。小さな小石たちが規則正しく、まるで一枚の布がなびくように動くんです。すごく複雑で繊細な構造をしているので、さぞかし難解な計算をしてつくられたのだろうと思い聞いてみると、実際の構造はいたってシンプルなんだそうです。これが完成すると作品を見に来られた方も実際に動かすことができるそうです。芸術村では屋外でも大きな作品を制作する予定だそうです。
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次はニカさん&プリモシュさんのスタジオへ
二人は現在、「パルプ・フィクション」という映画のリメイク版を制作しています。ここ芸術村ではその予告編のリメイク映像に取り組んでいます。
なぜ2人がこの作品のパロディを制作しているかというと、ハリウッドなどの影響で多くの価値観が画一化されてしまっている現代の状況に対し、スロヴェニアという小さな国出身の2人がこの映画をパロディーとして再制作することによって、その価値観に対して疑問を投げかけたいからとのことでした。もちろんその他たくさんの意味を含んでいるのですが、グローバル化と地域文化というのはやはり大きな問題項であるようです。
実際の作業としては、映画に出てくる人物全てを2人で演じ分け、よりオリジナルの映画に近づけるためにロケ場所を探したり、撮影に使う道具を探したりしながら、日々着実に制作を進めています。
昨日もたった2秒の映像のために5時間かけて制作していました。
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コンピュターでの合成作業も多くなります。


最後はシンイルさんの様子をご紹介します。
シンイルさんのスタジオは一番謎が多いのではないでしょうか?
大きいダイアモンドみたいなクリスタルが水に浮かんでいたり、小さな社があったり、外の赤い部分が削られたコカコーラの缶があったりといろいろです。幾つかの作品をまとめて制作しているようです。
日本に来て日本人の習慣や振舞いなどを見て、その行動は神道に関係していると発見したシンイルさんは、神道や日本の文化などについてリサーチを進めながら作品を制作しています。
ここ数日間は、この八角形をしたものをひたすら制作していると話していました。八角形は様々な国の宗教建築の平面形に利用されることが多い形態で、日本でも寺社のお堂や鐘楼などに八角形を発見することが出来ます。これがどのような作品になっていくのか、非常に楽しみですね。
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以上スタジオレポートでした。
(松井)


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