滞在創作作品展ついにスタート
vis.vis.vis - 3つの視界
2008年03月12日[水] 13:54
3月8日~3月16日にかけてアーティスト・イン・レジデンス事業trans_2007-2008: 創作作品展「vis.vis.vis.-3つの視界」が始まりました。
アーティスト達の作品は芸術村各所に展示されています。
まずはシンイルさんの作品からご紹介します。2カ所で展示をしていて、研修室3には暗くした空間に8角形のオブジェクトをスクリーンにし、そこに日本のコマーシャルを投影したインスタレーション作品、またギャラリーには光と影によるドローイング、彫刻などを展示しています。


ジャスティンさんの作品は、ギャラリーと中庭に展示しています。彼の作品は観客の方に触って動かしていただけるので、操作する感動と時間を是非体験してみて下さい。また中庭の作品はジャスティンさんが芸術村に来て、この場所と建物に感化されてここに作ろうと決めたので、建物と風景と作品が一体になったインスタレーションをご覧頂けます。


ニカさん&プリモシュさんの作品はB1Fのアーティストラウンジに展示されいてます。クェンティンタランティーノ監督の「パルプフィクション」の予告編をリメイクした作品です。全てのキャラクターを2人で演じ分け、全てここ秋吉台周辺で撮影しました。世界のポップカルチャーのイメージを牽引するハリウッド映画を山口県でスロヴェニア人の2人によってローカルに再構築されています。この映像は見れば見るほど面白さや、つっこみどころが増してきます。

また初日は、アーティストークと交流会が行われ芸術村内のホールで、ゲストに奥津聖さん(山口大学教授)と神谷幸江さん(広島市現代美術館学芸課長)をお招きし行われました。
まずはアーティストたちがここ芸術村で制作した作品や過去の作品などについて話しました。
興味深かったのは、ジャスティンさんが自転車、凧、パラシュートなど趣味にしていて、それらは視覚的にもまた抽象的にも作品に影響していると話していたことです。ジャスティンさんだけではなくアーティストの話を通して育ってきた環境や日々の生活が制作に深く関係しているのだと改めて感じさせられました。
また会場からはアーティスト•イン•レジデンスとはアーティストにとってどのような意味があるのか質問がありました。ニカさんは「直ぐになにかインパクトがあるわけではないが、ここで過ごした70日間で様々なものに触れ、出会い、そうしたものが何らかの形で意味をなしてくる。また何かを得ただけでなく様々な”エクスチェンジ”もなされ、それはアーティスト間であったり、ここで出会った人であったり、それらがゆっくりと波紋のように広がっていくだろう。」と話していました。
交流会はたくさんの方々に参加していただき、アーティストトークでは少し緊張気味だったアーティストたちも、おいしい食事をいただきながらリラックスして話をしていました。以前オープンスタジオに来てくださった方や、ここ山口で出会った方々なども参加され楽しい交流をはぐくんでいました。


15日には13:30〜担当者が解説をしながら作品を見て回る「ギャラリートーク」も行われます。各アーティストの作品についてや、滞在中の様子などを詳しくお伝えできると思いますので、皆さん是非参加して下さい。またジャスティンさんの中庭に展示している作品もこの日に再度動かすようですのでそちらも楽しみにしていて下さい。
(松井)
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