印=Emblem Project@芸術村あーと・ルーム
Emblem Project @ AIAV art room
2008年08月05日[火] 20:00
印=Emblem Project第2弾は7月27日(日)に芸術村あーと・ルームとして実施しました。こちらは小学生以上~一般までどなたでも参加可能なプログラムで、お子様連れのご家族から一般の方まで幅広い層の方々が総勢25名集まりました。今回私たちがエンブレムと定義したものは、日常に溢れているわけですが、普段そんなに意識するものではありません。家紋や会社のロゴマークなど注目してみてみると非常によくできているんですよね。また、世界中の面白いサインを集めた本なども結構あったりして、改めて見直すととても面白いものが発見できます。それらを参考にしながら、県立大の時と同じく、自分自身をあらわすロゴマークと、貼絵のcirclegraphの2つの異なったエンブレムをつくります。10時半スタートで午前中にロゴづくり、お昼休憩約1時間をはさんで午後にcirclegraphをつくって、みんなの作品を壁に展示して鑑賞をして、3時半までにすべて終了という流れです。


↑左;野老さんによるプレゼンテーション、右;野老さん作のエンブレムの紹介、オリジナル手ぬぐいにもなっています。
ギャラリーの一角での概要説明ののち、6つのワーキングテーブルに分かれて、ロゴづくりからスタート。参加者の約3分の1は小学生で、彼らはみんなどんどんつくっていきます。逆に大人の方のほうが色々考えてしまうようで、ちらちらと手が止まってしまう人を見かけました。そんな時には各テーブルをまわっている野老さんが制作の手掛かりとなるヒントを与えたり、会話の中からロゴにできそうな話を汲み取っていきます。またこのワークショップでは、参加者が制作したロゴとcriclegraphをスキャンしてコンピュータでデータを構成して、それぞれのオリジナル名刺カードを作成することになっています。25日の県立大学のワークショップに参加してくれた学生さんが3名ボランティアとして今回のワークショップもお手伝いしてくれており、彼らがスキャニングとデータ作成を担当してくれています。ロゴは鉛筆で下書きしたのちサインペンで清書をして完成です。一色構成なので、地と図の関係がとても重要です。ちょっと視点を変えた場合に、違った意味が見えてきたりすると面白いです。
午後はcirclegraphの作成です。みなさん午前のウォームアップの成果か作業に慣れたのか、迷うことなくどんどん出来上がっていきます。早い人は3つくらいつくっておられました。むしろ追い付かなかったのは、名刺カード作成のほうです。予想以上にスキャニングに時間がかかったり、データの整理がうまく出来なかったりで、結局当日お土産としてお配りすることはできず、後日郵送にて配布となりました。この印=Emblem Projectは、今回のために野老さんと芸術村スタッフがゼロから作り上げたオリジナルワークショップで初実施のため、このあたりは課題として残りました。ただコンピュータなどの機材のセットアップや名刺カードの作り方のフローチャートをしっかり制作すれば、時間内にうまく完成できるようになると思うので、そこをクリアすればデザインのワークショップとしてパッケージ化できるのではと思います。いい意味での次回へつなげるための課題が見えてきました。


↑制作の様子
ところで参加者のみなさんのcirclegraphはというと、大変内容も完成度もレベルが高く見た目にも美しく、野老さんも驚いておられました。大人のつくったものと子供がつくったものの差も全然分からないくらいどれも美しくて、小学生のお子さんがすごくコンセプチュアルなものを制作したりで、本当に感心させられました。観賞会は、野老さんが気になった作品をピックアップして、その制作者にタイトルと一言コメントをもらい対話をしながら、みんなで楽しむ和やかなものとなりました。面白い作品がいっぱい出てくると、アーティストもついつい会話が弾み、短いながらも充実した時間になったと思います。


↑左;県立大と芸術村のワークショップで参加者のみなさんが制作したcirclegraph、右;みんなで記念撮影
(はっとり)
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