印=Emblem Project@山口大学
Emblem Project @ yamaguchi university
2008年08月06日[水] 10:17
最後の印=Emblem Projectは7月28日の山口大学です。美術教育を専攻している学生さんを対象に、レクチャーとミニワークショップという構成になっています。今回は時間が90分で人数も10人程度ということもあって、お話を中心にしながら、ロゴづくりとその発表鑑賞をするという流れです。


↑左;黒板を用いて熱心にレクチャーする野老さん、右;スライド上映しながらレクチャー
レクチャーでは野老さんに過去の作品の中から、建築のファサードや床面などのパターンのデザインやサイン計画などエンブレムの中でも建築と関わるものを中心に紹介していただきました。また野老さんは、普段adobe illustratorというグラフィックのソフトを用いて色々なデザインを考えておられ、そのアートボード利用法がとても個性的なので、そのあたりも方法論や発想法と交えながら紹介してもらいました。
野老さんはアートボード上でどんどんロゴやパターンをコピー・ペーストしつつ、少しずつ変化させながら新しいものをつくっていきます。「今日はアートボード上で右方向に展開していこう」とか、「明日は上方向に展開していこう」という感じで、1枚の巨大なキャンパス上に無限に生成していくので、アートボードを見るとその仕事の流れがよくわかり、非常に興味深いです。また四方八方に展開されるデザイン群は、最終的な完成品がその中のたったひとつというわけではなく、それらすべてが同じロゴやパターンのバリエーションとなり、その多様さが魅力でもあります。普通ロゴなどをつくっても一つつくったら終わりということが多いと思いますが、野老さんはそれを何年間もかけてずっと作り続けていきます。そういう継続力というか、やり続けることは重要なんだなと実感させられるアートボードなんですよね。


↑エンブレム制作の様子や下絵
そんなアートボードを紹介してもらった後に、実際に学生のみなさんにもロゴづくりに挑戦してもらいました。野老さんから多様な例の紹介があったおかげか、みんな様々なパターンのロゴを考案し、30分くらいで全員が一つずつそれぞれのロゴを完成させました。今回は人数も少なめだったので、車座で一人ずつ自分の作品を紹介してもらって、それを素材にみんなで話し合うかたちとなりました。ひとりひとりに野老さんや四方さんが丁寧なコメントを与えてくれて、中野先生を中心に学生さんからも意見が出たりして、非常によい雰囲気で進行できたと思います。学生さんも自分自身について見つめなおしたり、デザインに対する視点を広げる機会になったのではないかと思います。


↑それぞれの作品を発表!
野老さんは大学でレクチャーがある際は必ず学食で食事をされるということで、授業後は中野先生の案内で山口大学の学食でおいしくお昼をいただきました。

↑全ワークショップ終了後、ほっと一息の野老さん
野老さん、ハードな1週間でしたが本当にお疲れ様でした!!
(はっとり)
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