創作展に向けて―アマンダさんの編集作業―
Toward the exhibition -Amanda Editing-
2009年02月21日[土] 13:58
70日間のレジデンス期間は、早くも半分以上が過ぎ、3月7日(土)の展覧会オープニングまで、残り2週間となりました。
3人の滞在アーティストも、夜遅くまで制作に励んでいます。
アマンダさんは、山口に来てから10名以上の方の協力を得て、たくさんの音と映像を集めました。
素材の編集はどのように行われているんでしょうか。そのプロセスを簡単にご紹介します。

<翻訳>
編集の前に、まずは日本語のインタビューを英語に翻訳して理解するところから始めなければいけません。どの部分を作品に使うかを見極めるためのざっくりとした翻訳、作品に入れることを決めた部分の厳密な翻訳と、いくつかの段階があります。
<方向性の決定>
一口に「音の風景」を作るといっても、「朝から夜まで」の一日の物語を作るのか、インタビューを中心にドキュメンタリーのようにするのか、幻想的な映像にするのか、その切り口は無数に考えられます。どのようなイメージの作品にするか、方向性を決める必要があります。
<映像の順番の決定>
その後はパソコンを使って音と映像を配置していくのですが、最初に全て決めてしまうわけではなく、編集をしながら即興的にアイデアを出したり、他の人の感想を聞いて次の展開を考えたりするそうです。
<音質の調整>
いくつかのマイクを使って録音していますから、音質を調整する必要もあります。
<映像の調整>
パソコンで編集する作業というのは、素人目には時間が掛からなさそうなのですが、30秒のシーンにエフェクトをかけようとすると、表示させるのに(レンダリングというそうです)最新のパソコンでも1時間掛かることもあるそうです。(そのシーンが気に入らなければ、またやり直しです!)
編集作業ではパソコンと向き合うことが多くなりますから、時には色紙を配置したり、ノートに文章を書き出したりすることで、アイデアを出すこともあるようです。

このように、15分の作品を制作するのにも、膨大な時間を掛けて作り上げているのですね。
(にしだ)
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