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芸術村あーと・ルーム「洞窟を歩くための音楽」 2日目
"Sound for Walking in the Cave" 2 nd day

2009年07月15日[水] 15:21

2日目はセッション・リハーサルからスタート。会場での音響効果を確認しながら、音の出力やタイミングを調整しました。夜中ライブセッションの音づくりに集中したせいか、皆さんちょっと眠たそうです。

そしてこのリハーサルから、アソシエイト・アーティストである中村泰之さんがセッションに参加。
中村さんは、ダンスの即興形式である”コンタクトインプロヴィゼーション”を例として挙げながら、互いに影響しあう音と光の合力によって生まれる創造空間を経験するための照明装置のプログラムを考案し、セッションに参加してくださいました。照明装置は洞窟内の写真からセンシングして彩度を取り出し、天井に投影すると同時にプレイヤーの音に反応して明るさの強弱が変化します。

「洞窟を歩くための音楽」は、洞窟のBGMやイメージソングとしてではなく、洞窟の中にある様々な要素――視覚的な情報にたよらず、実際に歩いた時間や距離、目や耳で知覚する音や質感、侵食や溶食の跡から想像される地形の変化と過去・現在・未来へ続く歴史的な時間など――を身体や記録デバイスを使って積極的に情報化し、編集して音空間をつくりあげる試みでしたが、2日間にわたるレクチャーからライブセッションまでの一連のプロセスが、とても貴重な経験になったと思います。

短い時間のなかでそれぞれ手法を絞り込み、ダイレクトに作り上げられたライブセッションの音源は、下のプレイヤーで聴いていただくことができます。
参加者がさまざまに削り出した洞窟のかたちをたどりながら、音の中を歩いてみてください。

ワークショップではさらに、講師アシスタントをつとめていただいたHead⇒Erectさんの音楽デバイスやレーザー装置などの機材を紹介し、heirakuGさんとHead⇒Erectさんにもライブを行っていただき、参加者にとっては、さまざまに広がりつづける電子音楽の可能性について考える、内容たっぷりのワークショップとなりました。

平樂寺さんは今夏7月にも、コンピューター音楽のみならず、より幅広い芸術表現の発表の場として、”earth song“を開催します。
現代音楽、視覚芸術、コンテンポラリーダンス、メディア・アート、デザインの分野にわたり国内外で活躍している若手アーティストを招聘し、ライブパフォーマンス(7月20日@下関市南部町郵便局内)と展示(7月11-18日@唐戸ふれあい通り・カラトコア1F平楽寺たばこ店)が行われます。ぜひ足をお運びくださいね。

(うちやま)

 session.gif heirakuG_live.gif
左:参加者によるライブセッション  右:heirakuGライブ


■「洞窟を歩くための音楽」 参加者によるライブセッション
□part1

□Part2

□Part3

□Part4

*Part2のみポータブルレコーダーで録音しているため、音質が異なります。


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