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trans_2009-2010 完成!椎名勇仁ゴボウ碑

2010年03月04日[木] 13:15

椎名勇仁さんは、もしも人間が光合成できたら世界はよりよいものになるのではないかという発想から、これまでも人間と植物のハイブリッドを試みる様々な作品を展開してきました。芸術村のレジデンスに参加が決定した際にも、秋吉台が元々サンゴ礁だったこと、サンゴ礁が動物性生物と光合成生物の共生体であることなどをリサーチし、それに関係するものを作りたいと考え、地元美東町の名産品であるゴボウのかたちと地元の人々のかたちを合わせ、全長5~6mの記念碑的な彫刻作品をセメントを使って制作するというプランを立てました。

1月10日に芸術村に到着し、翌週には芸術村山口大学でワークショップを行い、参加者の方々の体の一部の型取りを行いました。それから、本物のゴボウのように土の中で作り、さらに引き上げて縦に立たせたいというアイディアを実現するため、どうやったら可能だろうかと地元の業者の方々と相談を重ねましたが、大方の意見は全長5mの細長いセメント彫刻は、引き上げる時に折れてしまうだろうというものでした。しかし、なんとか実現できないものかと、ほぼ当初のプラン通りに制作を遂行することになり、芸術村の本館棟の前の畑に穴を掘ることから始めました。

2月12日 ボランティアの方々と一緒に畑に穴掘り
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2月17日 掘った穴に、型取った体のパーツを配置
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2月20日 コンクリート打設
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そして、3月4日の今日、ついにクレーンでゴボウを引き上げる日が来ました。

クレーン到着、作業開始
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折れないように鉄板で固定して徐々にゆっくりと引き上げ
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椎名さんにとっても初めての試みで、折れるのではないか、立たないのではないかという様々な懸案事項はありましたが、高山産業さんのご協力のもと引き上げ作業を決行し、無事にゴボウ碑が完成しました!

連日屋外での作業を手伝ってくれたボランティアの栗栖さん、型取りに協力してくださった皆さま、山口大学美術部のみんな、サンヨー宇部株式会社さん、高山産業株式会社さん、たくさんの方々の協力のおかげで実現しました。みなさま本当にありがとうございました!

trans_2009-2010: レジデンスサポートプログラム 創作作品展示/パフォーマンス Space Reception スペース・レセプションは、明後日、3月6日にオープンです。

(塚田)

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