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森の学校−芸術村エコ・スタディーズ1
hanare 「コミュニティを勝手に作るための5W1H」

2010年07月12日[月] 21:39

京都を拠点に活動するhanare(はなれ)を招いた交流プログラム。hanareは、「21世紀の公民館」を目指し、自宅を開放したカフェでワークショップやプロジェクトを行い、衣食住や芸術、政治・経済など生活に関わること全てについて、新しい考え方、表現方法を模索し、実践しています。一方で、イスラエルをはじめとする世界の地方都市のコミュニティと自分たちの生活圏を直接繋げ、共に生きていくことを目指したプロジェクトも行ってきました。

さて、普段は出会うきっかけがない、異なるコミュニティに属する人同士の「出会い系パーティ」という趣旨もあった今回、予定を超える32名にご参加いただきました。そして「人が集まる場にはおいしい食事を」をモットーにしているhanareにとって、食は大事なコミュニケーション・ツールということで、今回も山口の野菜やパンを使った軽食を用意し、知らない人ともさりげない会話を始められるきっかけを作ってくれました。
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この日のメニューは野菜のディップや茹でたて温野菜、手作りレモネードやジンジャーエールなど

参加者は、hanareのアートプロジェクトに興味を持っている人はもちろん、子育てサークルやカフェの運営を通じてすでに地域のコミュニティを作る実験を行ってきた人、都市部からの移住や就職など、新しい環境でコミュニティを作っていく方法を模索している人、自分が持っているスペースや技術を活かして何か活動を始めたい人など、年代や職業や状況もさまざま。
そして今回のように「いろんな人」の集まりや集まる場をつくり、実験的なプロジェクトを行ってきたhanareの活動と、皆さんの一人一人の生活や活動を取り巻く状況を紹介しあいながら、浮かび上がってくる個別の事情を取り上げていきました。ディスカッションはその一つ一つの事情に付いてまわる「政治」や「公共」について、異なる状況に置かれている皆さんからの視点や意見の交換になっていきましたが、この話し合いが、「いろんな人」がゆるやかにコミュニティを形成していく可能性に繋がっている気がしました。各々の状況がバラバラなだけに、粘り強さを必要とするディスカッションになりましたが、アートだけでなく社会のさまざまなコミュニティの人同士がいくつかのテーマを共有できた、貴重な機会だったと思います。

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左:プレゼンテーション&ディスカッション、右:参加者の皆さんに持ち寄っていただいたチラシやフリーペーパーなどの情報コーナー

最後に、この日は激しい雷雨のために芸術村のネットサーバーがダウン。予定していたイスラエルのアーティストとのインターネット中継によるディスカッションが中止になりました。
hanareは今回のようないろんな人たちがゆるやかに繋がる」コミュニティと、大きなアイデンティティを抱えざるを得ない社会のさまざまなコミュニティとが共同していくことで、世界を変えるムーブメントを起こし得るのではないかと模索している人たちです。その可能性を参加者の皆さんと話し合いたかったのですが、今回は残念ながらできませんでした。
hanareのそのような試みはこれからも続いていますので、ぜひウェブサイトでチェックしてください。

☆アートスケープ・hanare須川咲子さんのブログで「秋吉台の皆さんへ」が掲載されました。

☆今回インターネット上で参加していただくはずだったお二人のうち、ヤエール・バーオンとhanareが2009年に行った対話を、ウェブサイトで見ることができます。

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