カテゴリー:trans_2009-2010

trans_2009-2010 小旅行 in 萩

2010年03月16日[火] 15:08

作品展も今日が最終日となり、1月から始まったレジデンスのプログラムも今週で終わりとなります。制作活動中は忙しい日々が続き、なかなか観光ができずにいたのですが、今日は芸術村から車で30〜40分の場所に位置する萩市に観光にでかけました。

まずは腹ごしらえに、萩市内にある萩シーマートで昼食をとりました。特に日本食(大)好きのクレア&ショーンは、この萩シーマートの事を事前にチェックしていました。魚通の彼らは、特選海鮮丼&ふぐ定食を注文し、萩の新鮮な魚料理を堪能してました!
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その後は萩市で陶芸家として代々ご活躍されている、三輪和彦さんのギャラリーにお邪魔して、息子さんの三輪太郎さんに案内していただきました。明治時代から使われている窯炊きの方法や、土の持つ特性を生かしながら創作する野焼きのアイデアなど、丁寧にご説明いただきました。火を扱いながら制作をするということは、生きていく上でとても大事なプロセスであって、素材である土の様々な要素を解体し、陶芸との関わりを追求するというアプローチのもと制作をされているそうです。椎名勇仁さんの作品の中にも火山焼を造形作品として制作されており、こういった火を扱った作品制作の過程にとても興味深く伺われていました。三輪さんお忙しい中お時間頂き、どうもありがとうございました。
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その後は、萩の海外線をドライプしてビーチで一休み。哀愁漂う夕暮れの浜辺でアーティスト達は久しぶりの海に喜んでいました。
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今日もいい一日でした〜。
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trans_2009-2010 Meet the 青嶺高校!

2010年03月15日[月] 10:44

3月15日〜16日の二日間にわたり、美祢市にある山口県立青嶺高等学校の生徒さんが、芸術村に春期学習会で滞在されました。
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学習会のプランには、レジデンスのアーティストとの交流も組まれており、展示している作品の見学をはじめ、ヴァレリアのパフォーマンスを鑑賞されました。コンテンポラリーダンスを見るのが初めての生徒さんがほとんどだったようで、とても興味深く鑑賞されている様子でした。
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小雨が降る中、中庭とホールを開放してパフォーマンスが行われました。鶯の声や雨の音がホールに響き、芸術村の環境を存分に生かせたパフォーマンスとなりました。
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その他にも、アーティストとのディスカッションが行われ、作品の感想などを直接アーティストに英語で質問するという形式の授業が行われました。普段は読み書きを中心に英語を勉強されていると思いますが、こういった芸術作品の感想を英語で書いたり話したりすることによって、また新たな視野が広がった授業になったと思います。

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trans_2009-2010 ギャラリーツアー& 梶川泰司さん スペシャル・ゲスト・トーク

2010年03月14日[日] 18:56

レジデンスの創作作品展がオープンして、はや一週間が過ぎました。

今日は作品展のギャラリーツアーが行われ、創作活動から作品の成り立ちについて紹介しながらツアーを進行していきました。

ヴァレリアは今回の作品展に3点の映像の作品を出品しました。芸術村に滞在中は、県内の様々な場所を訪れ、その中でも山口市内にある、通称「すっぴん通り」に注目をおき、その通りでパフォーマンスを行った映像や、カルスト台地にある石と人間の時間の流れの差に着目して行ったパフォーマンスなど、この地域の環境に呼応した作品を制作しました。
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クレア&ショーンは、1986年に起きたチャレンジャー号爆発事件を題材に、その事故のイメージをピクセル化し、レゴプロックの色、形、数などを変換して再構築する作品を制作しました。この70日間の中で、8点もの作品を出品することができたのは、この芸術村の環境で制作を行った事により可能になったプロジェクトであり、その完成度の高さにはツアーに参加して頂きた方も驚かれていたようです。
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椎名勇仁さんも今回の作品展には多数の作品を出品されました。ブログでも紹介している通り、美東町の特産でもあるゴボウと人間の体の一部を融合させた全長6mの記念碑を制作されたほか、写真や彫刻も制作されました。ツアーに参加して頂いた方の中には、型取りのワークショップに参加された方がおられ、自分の体の一部とゴボウとが一体化している作品に感激されていました。
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その後はシナジェティクス研究所所長/デザインサイエンティストとして活動されている、梶川泰司先生をスペシャル・ゲスト・トークにお招きし、椎名勇仁さんが聞き手となってお話をうかがいました。梶川さんはバックミンスター・フラーの『シナジェティクス』について長年研究をされており、新たなシナジェティクス理論や次世代の移動可能な折りたためるテンセグリティー構造システムなどを開発してこられました。今回、椎名さんがこの作品展のテーマとして取り上げた光合成について、これから人間を取り巻く環境がどう変化できるかを幾何学的な視点から、梶川さんがネオ・ジオデシック理論で設計されたモデル等を参考に対談がおこなわれました。お二人の自然科学への異なるアプローチを聞く事ができ、貴重なトークになったと思います。
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このレジデンスの創作作品点は明日迄の展示ですので、まだ来られていない方はぜひお越しください。
(りえ)

☆秋吉台国際芸術村では、森の学校-芸術村エコ・スタディーズ2 梶川泰司「テンセグリティ・ワークショップ」を開催します。2010年9月18日(土)~20日(月祝)
>>詳細

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trans-2009-2010 雪景色

2010年03月10日[水] 18:21

今日は今迄の天気とは一変して、大雪が降り芸術村が真っ白の雪景色に! 

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写真の真ん中にある作品は椎名勇仁さんのゴボウ記念碑です。

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なんと20cmも雪が積もってました!

レジデンスの創作作品展もスタートし、アーティスト達は宿初施設のサロンに座って、雪に覆われた芸術村の素晴らしい景色を存分に満喫していました。
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今週の日曜日、3月14日には、デザインサイエンティスト/シナジェティクス研究所所長の梶川泰司さんをお迎えして、スペシャル・ゲスト・トークが、宿泊棟2Fのサロンで行われます。この大自然に囲まれた芸術村で、梶川さんが語る宇宙エコロジー/デザイン科学についてのトークをぜひ聞きに来ませんか? 

詳細:
スペシャル・ゲスト・トーク
3月14日(日)15:00-17:00/宿泊棟2F・サロン
ゲスト:梶川泰司(デザインサイエンティスト/シナジェティクス研究所所長) 
聞き手:椎名勇仁(アーティスト)
異なる分野の専門家を招き、レジデンス・アーティストが聞き手となってお話をうかがいます。

レジデンスアーティスト、梶川さんと交流できる、絶好の機会ですので、ぜひお越し下さい!

(りえ)


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trans_2009-2010 レジデンス創作作品展

2010年03月10日[水] 10:39

3月6日にtrans_2009-210 レジデンスアーティストのの創作作品展「Space Reception」のオープニングが行われました。

1月10日からオープニングまでの2ヶ月間、創作活動をはじめ、アウトリーチ事業、地域交流活動等いろいろな活動を通して、レジデンス事業が行われてきました。アーティストもそれぞれの作品の創作作業に前日まで追われていましたが、無事に作品が完成し、安心した様子でオープニングを迎える事が出来ました。

オープニングはヴァレリア・ロクサナ・プリモストのパフォーマンスから始まりました。ヴァレリアは公共空間で身体がその環境にどう呼応するのかということを追究し、異なる環境の中でパフォーマンスを行っています。今回芸術村でのレジデンスプログラムを通して、芸術村を取りまく環境や、山口市内にある「すっぴん通り」に注目し、制作活動を行ってきました。「Public Boday」というテーマを題材にホールと中庭を使って行われたパフォーマンスは、彼女がその環境の中に存在するもの(ホール、聞こえてくる音、中庭にある石、観客など)をうまく適応させ、その中で彼女自身の身体の存在を表現した、素晴らしいパフォーマンスでした。照明や音響をほとんど使わず行われたパフォーマンスはとても新鮮で、このオープニングのテーマでもある「Space Reception」によく呼応した作品になったと思います。
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クレア・ヒーリー&ショーン・コーデイロは「The Ultimate Field Trip - 最高の遠足」というテーマのもと、1986年に起きたチャレンジャー号爆発事故を題材に、異文間で生じる共感や誤解を探るインスタレーションをレゴブロックを使い制作してきました。唯一一般人として参加した学校の教師が、宇宙から行う授業の一つの題材として予定されていた「The Ultimate Field Trip」。その授業は実現されないまま、このテーマだけが残ってしまいましたが、彼女は宇宙からこのテーマについて、どういう授業を予定していたのでしょうか。その現実を踏まえ、クレア&ショーンは実現できなかった授業を作品のテーマとして取り上げ、彼らの視点から再現した、完成度の高い作品が出来上がりました。
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椎名勇仁さんは塑造彫刻をベースに、もし人間が光合成ができたならという発想から、植物と人間のハイブリットを試みる作品を展開されています。今回は「Photosynthesizers - 光合成」というテーマのもと、美東町の特産でもあるゴボウと地元の人々の身体の一部をかたどって一体化させた、全長5~6mの記念碑的な彫刻作品をセメントを使って制作しました。
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色々なリサーチと専門家によるアドバイスも受けながら、進行していったプロジェクトでしたが、椎名さんにとっても初めての試みであっただけに、作品が立つのかどうか不安が大きかったようです。しかしその努力の結晶ともいえる作品が芸術村の庭に立ちそびえ、存在感ある作品となりました。そのゴボウ記念碑の他にも、ヴァレリアとのコラボレーションで行った写真や、古事記の大宜都比賣(おおげつひめ)の神話からインスピレーションを受けてできた彫刻作品等、多数の作品を出品されました。

ヴァレリアのパフォーマンスが終了後、カフェでアーティストトークが行われました。進行役に山口大学准教授の藤川哲先生と、水戸芸術館学芸員で現代視覚文化の研究で活躍されている、高橋 瑞木氏をお招きし、レジデンスプログラムへの感想やこれからの制作活動を中心に、トークが進行されました。秋吉台で異なる環境や文化を吸収しながら活動してきたアーティストたち。芸術村に滞在し制作活動を行う事によって、色んな方面からのレセプションを受け入れ、それを形として残すことのできる貴重な体験に、アーティストそれぞれが感じた事や、体験等も交え、充実したアーティストトークとなりました。進行役を務めて頂いた藤川先生、高橋さん、本当にありがとうございました。
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その後は交流会が行われ、観客とアーティストが美味しい食事を囲みながら、楽しい時間を過ごす事ができました。こういう交流の場を通して、来られた方々が直接アーティストに質問したり、感想を伝えることができることもこの交流会の魅力だと思います。

今週の日曜日、3月14日には、デザインサイエンティスト/シナジェティクス研究所所長として活動されている梶川泰司さんをお迎えして、スペシャルトークが行われます。聞き手として椎名勇仁さんにお話を伺って頂き、また異なる分野から見たレジデンスの作品へ感想やシナジェティクス研究についてトークしていただきます。

レジデンスの創作作品展は、3月16日(火)まで展示されておりますので、オープニングに来られなかった方も、この機会にぜひ芸術村まで作品を見にいらしてください!

(りえ)


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trans_2009-2010 完成!椎名勇仁ゴボウ碑

2010年03月04日[木] 13:15

椎名勇仁さんは、もしも人間が光合成できたら世界はよりよいものになるのではないかという発想から、これまでも人間と植物のハイブリッドを試みる様々な作品を展開してきました。芸術村のレジデンスに参加が決定した際にも、秋吉台が元々サンゴ礁だったこと、サンゴ礁が動物性生物と光合成生物の共生体であることなどをリサーチし、それに関係するものを作りたいと考え、地元美東町の名産品であるゴボウのかたちと地元の人々のかたちを合わせ、全長5~6mの記念碑的な彫刻作品をセメントを使って制作するというプランを立てました。

1月10日に芸術村に到着し、翌週には芸術村山口大学でワークショップを行い、参加者の方々の体の一部の型取りを行いました。それから、本物のゴボウのように土の中で作り、さらに引き上げて縦に立たせたいというアイディアを実現するため、どうやったら可能だろうかと地元の業者の方々と相談を重ねましたが、大方の意見は全長5mの細長いセメント彫刻は、引き上げる時に折れてしまうだろうというものでした。しかし、なんとか実現できないものかと、ほぼ当初のプラン通りに制作を遂行することになり、芸術村の本館棟の前の畑に穴を掘ることから始めました。

2月12日 ボランティアの方々と一緒に畑に穴掘り
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2月17日 掘った穴に、型取った体のパーツを配置
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2月20日 コンクリート打設
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そして、3月4日の今日、ついにクレーンでゴボウを引き上げる日が来ました。

クレーン到着、作業開始
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折れないように鉄板で固定して徐々にゆっくりと引き上げ
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椎名さんにとっても初めての試みで、折れるのではないか、立たないのではないかという様々な懸案事項はありましたが、高山産業さんのご協力のもと引き上げ作業を決行し、無事にゴボウ碑が完成しました!

連日屋外での作業を手伝ってくれたボランティアの栗栖さん、型取りに協力してくださった皆さま、山口大学美術部のみんな、サンヨー宇部株式会社さん、高山産業株式会社さん、たくさんの方々の協力のおかげで実現しました。みなさま本当にありがとうございました!

trans_2009-2010: レジデンスサポートプログラム 創作作品展示/パフォーマンス Space Reception スペース・レセプションは、明後日、3月6日にオープンです。

(塚田)

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trans_2009-2010 椎名勇仁ゴボウ記念碑

2010年03月02日[火] 10:38

椎名勇仁さんのゴボウをかたどった記念碑の制作も進行中です。今週はぱっとしない天気が続いていますが、今週の土曜日から始まる創作作品展、'Space Reception'にむけて、着々と準備が進んでいます。椎名さんは塑造彫刻をベースに植物と人間のハイブリットを試みる作品を展開されており、今回の作品は、地元の名産品であるゴボウと地域の人々の体の一部を合わせた彫刻作品です。

シャベルで記念碑が建てられる場所に1mの深さの穴を掘って頂き、そこへセメントを流す作業が行われました。深く掘れば掘る程、土の中から石がごろごろでてきて、その中には化石のような石もあり、この土地の歴史を感じさせられます。現在この掘り起こされた石を使っての作品も制作中です。
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美東町に滞在していて、ゴボウを使った料理が多い事に驚きました。ゴボウ定食、ゴボウ巻き、ゴボウコロッケ等々、ゴボウの産地ならではの料理の品々がスーパーでもよく見かけます。この椎名さんのゴボウ記念碑も芸術村ではならではの作品で、芸術村の建物の中にとても存在感ある作品になると思います。明日はこの作品をクレーンを使って建てる作業が行われます。

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(りえ)

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trans_2009-2010 ヴァレリア「すっぴん通り」パフォーマンス

2010年02月28日[日] 14:25

山口市内には、車で入れないような歩行者用の狭い小道がたくさんあります。ヴァレリアは数多くある小道の中でも、その昔、女性達が化粧をしないで、すっぴんで人目に触れたくない時に通っていたという「すっぴん通り」に興味を持ち、リサーチを行ってきました。ダンサーである彼女は、「すっぴんでいること」は自然体でいることという解釈も加え、彼女が一貫して追求しているテーマである自らの身体に忠実であること、自然でいること、また公共空間における身体の存在を考えるためのダンスを展開するのに、この通りは適した場所だと考えたようです。

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この日の撮影は2月とは思えないほど暖かく、雲一つない晴天の中、すっぴん通りを端から端へダンスをしながら進んで行きました。
ヴァレリアのおかげで、芸術村スタッフの間ではすっかり「すっぴん通り」という名前は定着しましたが、おそらく、この地域に住む人でさえこの通りがすっぴん通りと呼ばれていたことを知らないでしょう。ヴァレリアのパフォーマンスを通して、じっくりとすっぴん通り眺めていると、人目に触れることを意識していない裏通りにもたくさんの物語があるように見えてきます。

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裏庭に積まれたガラクタの中に入り込んだり、溝に横たわったり、突然倒れたり、壁にぶらさがったり、彼女の即興ダンスは、一見突飛に思えますが、彼女はとても自然に場所に溶け込みます。彼女が繰り返し語っている「身体は周囲の環境と離れた独立要素ではなく自然の一部である」という考えを思い巡らせながら見ると、また新しい発見があるかもしれません。

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高い集中力で撮影に挑んだヴァレリアは、作り込んだ舞台や振り付けされたダンスでは得ることができない、偶然に居合わせた人や動物や自然が鳴らす音、太陽の光の変化、思いがけない成功や失敗をビデオに収めました。このパフォーマンスは、3月6日から始まる展覧会 "Space Reception" でビデオ作品として上映する予定です。

(塚田)

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trans_2009-2010 クレア&ショーン LEGO

2010年02月27日[土] 11:34

創作作品展「Space Reception」まであと一週間。 クレア•ヒーリー&ショーン•コーデイロの作品もとうとう大詰めに近づいていきました。

ボランティアの栗栖さんとかしわ製作所の方ににも連日お手伝いしてきただき、着々と作品が出来上がってきました。
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主にベルリンとシドニーを拠点とする二人は、遊牧、空間侵略、物事の非永続生をテーマに、家や車を解体し再構築しするなどスケールの大きな建築的インスタレーションを発表してきました。今回のレゴを使った作品も社会的メッセージの強い作品となり、その綿密な作業と多様な形と色とを組み合わせて積み上げられた作品には衝撃を受けます。
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クレア&ショーンの作品は、芸術村の2Fのギャラリーで、3月6日から展示されます。
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(りえ)

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trans_2009-2010 秋吉台にて撮影

2010年02月25日[木] 10:57

今日は秋吉台まで撮影にいきました。

2月21日に行われた山焼きの後のカルスト台地は、山焼き前の雰囲気と一変して、なにか黒沢明の映画のシーンを思わせるような風景に。真っ黒に焼けこげた台地に白い岩がポツポツとあり、山焼き後はその存在感が増したように思えます。
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まずはヴァレリアのパフォーマンスの撮影からスタート。広大なスペースから、撮影場所を選ぶのは困難のようでしたが、自分の思い描くスポットを見つけて撮影が始まりました。秋吉台の石灰岩は雨水により浸食され、尖った部分が多く、その石をつかってパフォーマンスを行う事は決して容易な事ではないけれど、その一つ一つの石灰岩を見てみると、サンゴのような化石が詰まっており、とても神秘的です。ヴァレリアはそういう何億年もかけてできた形から、インスピレーションを受け、パフォーマンスを行っているようでした。
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その後、椎名勇仁さんのプロジェクトの一貫として、写真の撮影を行いました。
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このプロジェクトはヴァレリアとのコラボレーションの作品で、彼女の手から腕全体に海苔を貼付けて、カルスト台地で撮影するというプロジェクト。この広大な台地に風が吹き荒れる中での撮影は大変でしたが、想い通りの写真が撮れたようで、椎名さんは満足した様子でした。この日に撮影された写真は、3月6日から行われる創作作品展で展示される予定なので、どうぞお楽しみに!

さあ、展覧会まであと一週間。がんばっていきましょ〜! 

(りえ)

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