
宇宙で最もエコロジカルなシステムのデザインとは?
講師の梶川泰司氏(デザインサイエンティスト/シナジェティクス研究所所長)は、常に宇宙規模で最小限のエネルギーから最大の効果を生むシナジー(東洋では「一粒万倍」という言葉が使われる)を視覚化し、構造化する研究を続けて来られました。このプログラムでは、その構造モデルの一つであるテンセグリティの模型を制作するワークショップとレクチャーを行います。
テンセグリティは、非物質化の概念を最初にモデル化した希有な数学科学哲学の概念モデルである。多くの人にとって、シナジー作用のシナジーはシナジー以上にまだ馴染みのない原理である。テンセグリティのシナジー作用のシナジーを経験するための最初の重要な過程は自らの手でテンセグリティを制作することだ。(シナジェティクス研究所ウェブサイトより)
[テンセグリティ解説]
すべての構造体は、張力と圧縮力が拮抗した相互作用からなっている
−R.バックミンスター・フラー
昆虫の平均的な身体の構造と組織は、体積も重量も50%以上が水分である。人間の構造体は、60%以上が水分である。血管や内蔵を完全に満たしている液体は、圧縮することができない。水は圧縮することはできないが柔軟で、自らの荷重を張力によって三重結合の容器システムの表面全体に均等に分散させている。
特殊な訓練を経たフリー・ダイビングで150m以上も潜れるのは、肋骨の強度ではなく細胞を含む容器システム全体の圧縮力である。人間の構造体の含水率に関係する。地球人は、含水率からみれば、昆虫よりも水力学的にデザインされたテクノロジーなのである。カブトムシは150m潜水すると完全に潰れてしまうだろう。(梶川泰司)
プロフィール
梶川泰司(かじかわ・やすし)
1951年生まれ。高校中退後、バックミンスター・フラーの『シナジェティクス』にふれる。1981年、幾何学論文をまとめ渡米。フラーは初見でその論文とモデルを採用した。フィラデルフィアのバックミンスター・フラー研究所でシナジェティクスの共同研究に従事。その成果はフラーの遺作となった『コズモグラフィ』(2007 白揚社)に収録された。
1986年からバックミンスター・フラー研究所主催のカリフォルニアでのシナジェティク・ワークショップ講師を担当し、1990年、ハーバード大学視覚環境学部のデザインサイエンス・コースの客員講師を務める。
フラーが他者に対して初めて認めたデザイン・サイエンティスト。
1988年シナジェティクス研究所を設立し、新たなシナジェティクス理論や次世代の移動可能な折りたためるテンセグリティー構造システムなどを開発してきた。
森の学校 -芸術村エコ・スタディーズ2 梶川泰司 テンセグリティ・ワークショップ AIAV eco studies 2 Yasushi Kajikawa/Tensegrity workshop
| 日程: | 2010年9月18日(土)−9月20日(月・祝) *2泊3日 ■9月18日(土) ■9月19日(日) ■9月20日(月・祝) |
|---|---|
| Date: | 18 September (SAT)-20 September(MON) 2010 |
| 会場: | 秋吉台国際芸術村 |
| Place: | Akiyoshidai International Art Village |
| 料金: | 26,250円(受講料、木製テンセグリティキット代) |
| Entrance: | 26,250JPY (3days workshop with the wooden tensegrity kit) |
| その他: | ○申込方法:氏名/住所/TEL・FAX・E-mailアドレス/年齢/テンセグリティについて学びたいこと を明記し、郵送、FAXまたはEメールで秋吉台国際芸術村「テンセグリティ・ワークショップ」係までお送りください。 [遠方からお越しの方へ] [会場・申込・お問合せ先] 主催/財団法人山口県文化振興財団秋吉台国際芸術村 |






